クソリプに死を

Liaroの窓際戸締役です。あと代表取締役もしてるみたいです。

地元に帰って実感した人口減少と高齢化の話

新成人の皆さん、おめでとうございます。

個人的には派手にやっている人も含めて(死人けが人出ない範囲であれば)、楽しげでいていいなーと思います。

ただ、しつこいくらい言われていますが日本ではどんどん若者は減っていて逆に寿命が伸びて高齢者はどんどん増えているわけです。

日本全体のマクロな数字は各所で目にするので、僕もそれらを見てヤバイよな〜くらいには思っていましたが、先週北海道の実家に帰ってその状況の酷さを実感したので久しぶりのブログを書こうかと。

 

田舎の人口減少と高齢化率

僕の地元はまぁ結構な田舎なわけですよ。

僕が小学生くらいのとき人口が1.5万人くらいだったと思います。

今では1.4万とかだろうなと思ってましたが、なんと今では1.2万人www(笑えない)

15年くらいで2割程度減っているわけですよ…あぁ…

そして介護施設も増えてきていて、高齢化がどんどん進んでいます。

そもそも高齢者の定義ですが、65歳以上が高齢者とされています。

WHOの定義だと、高齢化率が7%を超えると”高齢化社会”、14%を超えると”高齢社会”、21%を超えると”超高齢社会”らしいです。

health.goo.ne.jp

ちなみに東京都で23%!東京都でも超高齢社会!!

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http://www.toukei.metro.tokyo.jp/koureisya/kr16rf0000.pdf

昔作られた定義なのでこんなに高齢化するとは思ってなかったんでしょうか。

 

そして地元の高齢化率ですがなんと36.8%!!!

えぇ…

しかも隣町の高齢化率は50%を超えているらしい…

あぁ…

半分が高齢者…

田舎だけにフォーカスしてみると人口減少や高齢化が自分が想像していた以上に進んでいて愕然としています。。。

日本全体の景気がいいとはいえない状況で、田舎を支えていける余裕があるわけがないし、いろいろ民営化したとしてもこんな人口動態では切り捨てるしかない地域が出てくると思います。

ちなみに2045年になると日本全体の高齢化率が38%になるそうです。

日本全体が自分の地元のような人口構成になると思うと絶望しかないですw

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http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/018_03_00.pdf

 

健康寿命の伸び

一方で思ったのは、なんか近所の人とか街で見る人がそんなジジババに見えないなとというところです。

65歳と聞くと凄い年寄りなイメージだったのですが、明石家さんまで61歳ですよ(例が悪いw)(よく考えたら自分の親ももう60になる…)

つまり65歳で高齢者ってそもそも時代にあってないなと思うわけです。

ここ15年で日本人の健康寿命が2年増えているわけで。

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http://www.meti.go.jp/committee/summary/eic0009/pdf/018_03_00.pdf

だからこそ小泉進次郎氏は「人生100年時代の社会保障へ」ということを言っているわけです。

ameblo.jp

60歳、65歳をすぎても働く仕組みがあってもいいのかなーと思います。

個人的な話になりますが、AI系の事業をやっているとAIが学習するためのデータを作る作業をクラウドソーシングするのですが、

そういうのって、海外のワーカーになげるよりも日本国内のワーカーのほうがコミュニケーションが取りやすかったりして費用対効果的には後者がいいんですよね。

在宅ワークで子育て中の女性の活用をとかいいますが、子育てに忙しい方にやってもらうより65超えても元気な方々にやってもらうほうがよかったりしないですかね(ジジババ向けクラウドソーシングサービスw)。

そもそも、保育園が足りないとか言ってるならそういう方々が手伝える仕組みを整備するとか。

まぁあまり結論らしい結論が自分の中でも出せていないのですが、もう日本オワコンだ!と言って出ていくよりもこういう状況でどう解決するか考えるのも面白いんじゃないかと思ってます(特に自動化効率化という意味でAIを活かせそうですし)

では。

 

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筋トレをすべきたった1つの理由

これ。

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その他にも、運動による抗うつ作用にさらに熟睡による抗うつ作用があったり、身体が引き締まることで自己肯定感が増したりと、細々理由はあるが、とにかく

「地面から重い物を持ち上げる程 楽しいことは無い」

これに尽きる。

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思考のフレームワーク

思考のフレームワーク

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思考には人それぞれの“癖”という名のフレームワークがある。

思考の型と言い換えてもいいかもしれない。

フレームワークはそれぞれ微妙に形の違う世の中の事象を同じ型にはめ込むことで、本質的ではない細々とした要因を削ぎ落とし、抽象化することでより良く事象を解釈出来るようにする。

フレームワークは優れた洞察力を与え様々な事象をシンプルに捉えさせてくれる。そして、本質を見抜いたように感じられる。

人を納得させなければならないとき、フレームワークは役に立つ。

納得させるとは、つまりその相手にとって受け入れられる説明をするということなので、シンプルでわかりやすく本質的な説明を与えるフレームワークは役立つ。

 

フレームワークの危険性

ただこのフレームワークの危険性は、それが変わるだけで同じ事象が全く別の解釈になる可能性が大いにあるところである。

人はときにその型には全く合わない事象をも無理やりその型にはめ込んでしまう。

そして、最も憂慮すべきはフレームワークブラックスワンにさえそれらしい説明を与えてしまう。

ブラックスワンとは、事象が起きる前には予測し得ないインパクトの大きい事象である。この世界は複雑な系であり、バタフライ効果で例えられるように初期値鋭敏性がある。

しかし、人間は起きた事象を解釈することで受け取ることができる生き物なので、それらしい説明をしてしまう。そして、優秀なフレームワークブラックスワンにシンプルでわかりやすく本質的に見える説明を与えてしまう。

 

頭でっかち

頭でっかちになるというのは、あるフレームワークに囚われることなのかもしれない。

優れたフレームワークを手に入れることで様々な事象がシンプルに見え、ときには成功体験も与える。

そうすると、生存者バイアスから自分の中で(ときに無意識的に)そのフレームワークが万能だと錯覚する。

すでに起こった事象に対して、無理にその思考の型にはめ込んでいき説明した気になる。

未来の予測やアイディアに対しては、綺麗にハマらないものは起こりえない未来だと否定してしまう。

 

 

ネタがなかったのでふと考えた雑感でした。

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採用でのベクトルフィットの重要性

お金の使い方が雑になるとき

創業期のスタートアップってひたすら金がないわけなんですが。ただ、資金調達とか売上が経つとどうしても使い方が雑になるなぁと感じています。

ここで、一番気をつけたいのが採用での雑なお金の使い方だなと。やはりかかるコストも大きいですし、切りにくいコストという意味でも気をつけないといけないと。

すごく当たり前なことを書きますが、当事者になると失敗してしまうのが人間なので自分がそうならないように書き留めておこうかと。

 

お金が入ったときの採用

お金がドンっと入ると、会社としてもう1段階ステップアップするためによりビッグネームな人材を取ってこようとします。すると、給与は高めに設定されますし本当に必要な人材かを吟味せず採用することがあります。別にビッグネームを採用することが悪いわけではなく、うまく採用することが大事なわけです。

例えば、あの人は優秀な人材だ!と言うときはこういう感じです。

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これがスカラー的な見方だとすると、本当はベクトル的な見方が重要です。なぜかと言うと、いま会社が向いている(強化したい)ベクトルがあるわけで、会社のベクトルとその人のベクトルが近いかどうかは、採用において能力のスカラー値より圧倒的に重要だからです。

なぜかと言うと。

例えば、先ほどの優秀な人材で考えると、仮に会社とその人のベクトルが近かったとします。そうすると、会社と人のベクトルはこんな感じの関係に。 

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すると、会社にとってこの人の能力はこんな感じになります。

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逆に、この人材のベクトルが会社のベクトルと90度違うと下の図からわかるようにスカラー値が0に等しいわけです。

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優秀だけど危険な人材とビジョン

スカラー値的には優秀な人でもベクトルを間違うと危険なことがあります。

それは会社として向きたいベクトルが強固じゃないときに、異なるベクトルの人が入るとその人のベクトルに引っ張られて、足並みがばらつくということです。

それを防ぐためには、ビジョンを明確にしたり経営陣が同じベクトルをハッキリと向いている必要性があると思います。

会社のベクトルが強固であれば、少しベクトルの違うビッグネームを採用してもブレませんし、逆に会社のベクトルに引き寄せることでよりバリューを発揮する人材になるんじゃないかと思います。

 

人材の多様性

会社の人材は多様なほうがいいと言われますが、個人的にはスタートアップには向かないと思っています。

多様であればあるほど、コミュニケーションコストはめちゃくちゃかかります。例えば、コテコテのオタク的なエンジニアチームにキラキラビジネスマンが入ってくると、価値観やそこから発する言語感覚が違いすぎて理解しあうのに時間を要します。

スタートアップでは、一点突破でどれだけスタートダッシュを切れるかが重要だと思うので、そういう意味ではまずはベクトルフィット感を重視していくことが重要かなと。

しかし、多様性にも強さがあります。

例えば、生態系においては種の多様性が生態というシステムを強固にしています。これは何故かと言うと、生物というのは環境という"前提"の上で最適な行動を学習し進化・適応します。

しかし、環境の急に変化した場合"前提"が崩れるわけですから今まで進化・適応してきたものは通用しない可能性が十分にあるわけです。

しかし、生態系というのは種がお互いに相互作用しながら生きているので、多様な種がいることで生態系全体としてはシステムが保たれるわけです。

会社にとっても、市場の潮目が変わると今までの成功体験はすべて無意味になる可能性が高いわけです。そういう状況で会社が新しいベクトルを向いた時に、多様な人材を抱えていることで勢いを失わずに済むわけです。

 

と、まぁなんか普通のことでした。ではでは。

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就職と結婚に必要なマクロ的視点

ちょっと久しぶりの更新になります。

今回は前々から思っていた、就活や結婚に必要なマクロ的視点についての話です。

 

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就活の話

皆さん、就活のときどうやって会社を決めましたか?またはどうやって決めますか?

NAVERまとめにこんなものがありました。

matome.naver.jp

仕事をしていて楽しいかどうか

社会の役に立つかどうか 

たくさんお金がもらえるかどうか

etc

どれも重要ですよね。でも、これらはその仕事や会社をミクロ的な視点でしか見てないんじゃないかと思うわけです。

結婚で言うと、顔と性格しか見てない状態です。

じゃあ、マクロ的視点ってなんだよってことなんですが。

その人の将来の収入(会社の収入)はどうなんだという話です!

本当は会社の決算書を読めて、ざっくりと今後どうなるかわかればいいんですけど、皆にそんなことはなかなか難しいです。

じゃあ何を見るべきか!

時価総額です。

ジカソウガク???って人もいるかもしれないですね。

簡単にいうと会社のその時の価値です。会社の1株の価格×株式数=時価総額です。

これを見ると、今まで大企業だと思ってた企業がそうでもなかったり、逆にそうでもないと思ってた企業がめちゃくちゃ規模がデカかったりします。

売上で見る人もいると思いますが、これは欠点があります。

例えば、売上1億を考えましょう。

ゴリゴリに営業(商材や人材系)で売り上げる1億と無料のアプリで広告収入だけで1億だと全く話が違います。前者は利益率も悪いしどこかで頭打ちが早いです。後者は、利益率がハンパないです。

っていうの考えるの面倒ですよね。なので、時価総額を見ればいいわけです。

そして、もう1つ重要なのは時価総額の伸びです。

せっかく時価総額の大きい企業に入れても、その後どんどん小さくなると意味が無いですよね。

ここ数年、会社の時価総額がどうなっているかを見るとなんとなく伸びるかどうかわかります。特に同じ市場の会社も一緒に見ると、市場の伸びもわかるので今後も伸びる余地が高いですね。

こんな感じで時価総額とその変化を見て、同じ市場の会社も見ると市場の動向もなんとなくわかるというわけです。

すでに時価総額が上がりきった会社は就職競争も激しいですが、これからの会社は比較的就職しやすいので、そういう会社を見極めて他の就活生の一歩先に行けるわけです!

 

結婚の話

続いて、結婚についてです。

結婚。皆さん悩みますよね。結婚となると、顔や性格だけではなく収入も重要ですよね。というより、圧倒的に収入が重視されますよね。

付き合う場合だと、

顔 >>> 性格 > 収入

みたいな人が多いと思うんですけど、結婚となると現実的になり

収入 >>>>>越えられない壁>>>>>> 顔 > 性格

みたいになることが多いと思います。

収入がないと結婚ができない。なので、いいところに就職しましょうってことで上述の話になるんですが。

一方で、お金持ちを捕まえたい側からすると、どうしたらいいのでしょうか。

医者、弁護士、外資コンサルティング、経営者。どれもキラキラした職業です。

高収入の人が多いので、ぜひ結婚したいと思う人が多いかもしれませんが、この人達の結婚市場における時価総額はめちゃくちゃ高いので競争が激しいです。

じゃあ、どうしたらいいのか。

ここで、先ほどの時価総額の伸びメソッドを利用します!

そう。将来の収入の伸びを見ることで、今は収入が低いが将来的に稼ぐ人をゲットするというわけです。

じゃあ収入の伸びがある職業は何か。

ズバリ、起業家です!

起業家は創業して数年は比較的収入が少ないですが、その後の伸びはハンパないです。

「借金とかしないかな・・・?」と心配のあなた。

大丈夫です、近年は日本も起業家に優しい環境になり借金せずとも投資家から数千万くらいの投資を比較的簡単にしてもらえます。なので、潰れても借金はありません!

しかも、数年間そうやって働くと同期と比べて能力がめちゃくちゃ高くなるので、会社がダメになっても他の企業のいいポストについたりします。

成功すると、大きい会社に自分の会社を売ったり、上場したりと数億円以上の収入もあるわけです。

しかも、起業家はなかなかハードなお仕事なので、大変なときにパートナーが支えてくれるととても感謝されますし、向こうは頭が上がらなくなります。

なので、まだ結婚市場では価値の高くない起業家とつながっておくことで、お金持ちと結婚できる可能性が高くなるわけです!

「でも、起業家とかどこにいるの・・・?」

確かに意識高い系のイベントとかにはいますが、行くのが億劫だし、そもそも起業家とつながれるかもわからないし、起業家だとしても将来有望かわからないですよね。

手っ取り早く、将来有望そうな起業家とお友だちになれる場があれば、とても良いですよね。

そんな人におすすめのサービスがあります!

いきなり「スタートアップ起業家」デートです!

kaeudisny.hatenablog.com

いきなりデートなら、会う前のワクワク感が良いですし、本人も起業家である五十君さんのフィルターがあり、会う前から相手がそれなりに将来有望な起業家なのが分かるので、ある程度安心して会えるのも良いところだと思います。

街コンやパーティーだと色んな人にたくさん会えるものの、なかなかじっくり話して相手を理解するところまではたどり着けないので、しっかり会話したいという人には良い出会いの形だと思います。

しかも、お食事デートなので嫌でも数時間で終わるので安心だと思います。

お値段も2千円とかなり良心的な設定となってるので、気軽に申し込めると思います。

そう考えると、とてもいいサービスなのではないでしょうか!

申し込むしかないですね!!!

 

最後に

なんで俺、人のサービスをステマしてんだ。暇かよ。

 

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イチローになってから打席に立とうとする人が多すぎる

いやー、イチロー。スゴいっすね。

www.j-cast.com

なにかブログを書こうと思ったけど、これといったネタがない。

なので、エモい感じでイチローの話でもしてどっかの誰かが何かを始めるキッカケになれたらいいな、みたいなことを書こうと思う。

僕にとってのイチロー

小学生の頃の僕にとってイチローはまさにアイドルというかスターというか。いや、神みたいな存在だった。

世界で一番偉いのは、イチロービル・ゲイツコフィー・アナン(当時の国連事務総長)のどれかだと思っていた。

それくらい、僕の中では神だった。

結局、野球の才能のなさと環境があってなく野球が楽しくなくなってやめて(国連事務総長はなんの権力も持ってないことを悟り)、ビル・ゲイツ超えを誓って高専に行くことにしたわけだが。

しかし、その後も僕の中でイチローは人間的に学ぶべき人だった。

日々のルーティンの重要性や本番よりも準備の重要性などなど、大切なことはすべてイチローが教えてくれたと言っても過言じゃない(過言)

まぁ、延々とイチローの話をしてもいいけど、需要がなさそうなのでスタートアップと絡めた話をしたいと思う。

イチローになってから打席に立とうとする人が多すぎる

今回言いたいことはシンプルだ。この言葉に集約できる。

イチローになってから打席に立とうとする人が多すぎる」

これ。マジでこれ。

このエントリーでも言及したけど、理系の院生が起業しない。本当に。

hanaken.hatenablog.com

超頭よくて専門性もあって起業に興味もある人が、それを存分に活かせる手段を取ればいいのに色々言い訳をしてしまう。

むしろ、頭が良くて色々知っているからこそ、「あれが足りない」「これが足りない」と言い始めるのかもしれない。

打席に立ってからじゃないとイチローにはなれない。

もちろん準備は重要だが、打席に立つチャンスがあるのに立たない理由はない。

どんなに頭が良くてどんなに情報をインプットしても、やってみなきゃわからない。

バッターボックスの外からどんなに雄弁に分析できても、実際バッターボックスに入って見える風景は別世界だ。

バッターボックスに入って体験する「カーブってこんな曲がるの!?!?!?」という衝撃は、相手がどのタイミングでカーブを投げてくるかより圧倒的に重要な情報なのだ。

空振りしまくって、ボール球に手を出してしまって、三振して、そういう中で経験を詰んではじめてイチローになる可能性が出てくる。

技術力が足りない、創業メンバーがいない、メンターがいない、競合がいる、全部バッターボックスの外から言っててもかっこ悪いだけだ。ダサすぎる。

バッターボックスに立つチャンスがあるなら立てばいい。ストライクが来なくても死なないし、空振りしても死なない。むしろ、ボールの数だけストライクの可能性が高まるし、空振りの数だけヒットの可能性が高まる。

シーズンを通した戦いでは、打率を見られる。でも、面白いことに語られる記録は打率よりもヒット数だ。イチローは確かに打率もいいほうだが、語られるのはヒット数。人生においても打率の問題ではない。ヒット数だ。

今でも忘れない、第2回のワールド・ベースボール・クラシックの決勝。大会の中でのイチローの打席は褒められたようなものじゃなかった。

しかし、因縁の相手である韓国との決勝。同点で迎えた10回表。2アウトで1、3塁にランナー。ここで、イチローに打席が回り、2ストライクまで追い込まれたが粘って彼は2塁打を放ち、勝ち越し。見事優勝したのである。

みんなの記憶にあるのは、そこまでの空振りではなく決勝戦で優勝に導いたたった1本のヒットだ。

これも、彼の偉大な記録の1つにしか過ぎない。もし、ここで彼が三振していても彼の偉大さはちっとも霞まない。

それは、彼がひたすら打席に立ってバットを降っていることで生み出されるヒットがあるからだ。

イチローはいきなりメジャーを目指したわけじゃない(はず)

当時の本人に聞かないとわからないけど、彼はバットを持ったその日からメジャーリーグを目指したわけじゃないし4257本安打を目指したわけじゃない。

野球を楽しんでいるうちに、甲子園が見えて、プロ野球が見えて、メジャーリーグが見えて、そして4257本安打が見えてきたはず。

最初から、大きく具体的な目標がなくてもいい。いや、むしろそんなの最初からはない。

まず、小さくても見える目標を追いかけることだ。プログラミングでもデザインでもなんでもいい。自分の欲しいものや普段使っているサービスを真似て作って見るだけでもいい。最初は何かの真似事や劣化版的なことしか出来ない。そして、誰かに見せたり使ってもらう。小さな打席でも打席の外でふんぞり返ってるよりずっとマシだ。

開発力を上げるもっともいい方法は何かを目標物を決めて開発することだし、いいサービスを作る方法を学ぶのにもっともいいのはサービスを作ること。

そして、スタートアップを上手くやる方法を学ぶのにもっともいいのはスタートアップをすることだ。スタートアップにおける成功要因でもっとも重要なのは、開発力でもなく、知識量でもなく、賢さでもなく、スタートアップでの経験なのだ。

最後に

とにかく、打席に立とう。

空振りしてもかっこ悪くはない。

打席に立っている君の姿は君が思う以上にカッコいい。

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結局、偏差値が高いと能力が高いのか

こんにちは、某京大卒VR起業家から「仮にVCやるとしたら偏差値40には投資しない」と言われた偏差値40くらいの起業家です。

まぁもちろん冗談半分で言ってきたわけですけども。実際、学歴気にする人はそこそこいるわけで、スタートアップ界隈でもなんだかんだ高学歴です。

「結局学歴かよ!!!」

って絶望する前に色々この辺の構造を考えてみようかなって記事です。

 

学歴と能力は相関するのか

そもそも学歴と能力って相関するのかどうかって重要な問題ですよね。

例えば、「社会は学歴主義から実力主義にシフトしているから実力が大事!」みたいなことよく聞きそうな主張ですけど、学歴コンプレックスを抱えた人たちにとっては学歴と能力が相関するなら学歴主義だろうが実力主義だろうが同じなので状況は変わらないわけです。

そもそも、能力とはなにかっていうのもあると思いますが、学力とは異なる仕事が出来るかどうかの能力という意味で話を進めていきます。

まぁ、結論から言ってしまうと相関しますよね、はい。(あくまで経験則ですが)

なんでそうなるか、個人的な分析をしたいと思います。

まず人間なので、能力の高さって人によって変わります。ざっくり3パターンにわけると下の図ような感じ(圧倒的に雑)。

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んで、僕が思うに詰め込み教育の時代は、学校教育の中である程度勉強せざるを得ない状況だったのでボトムが高かったんですよ。

じゃあゆとり教育でどうなったかというと、エリート層というか勉強熱心な層は代わりに塾とか行きまくるので正直変わらないんですよ。でも一方で、勉強に熱心じゃない人も増えたわけで。なので、ゆとり教育である程度自由になって勉強への熱心さが個人とか家庭によって相対的にばらついたわけですよ。

つまり以下の様な感じです(再び雑)。ゆとり教育で「あまり勉強しない人」が増えたわけです。

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んで、そもそも頭いい人はそうではない人に比べると、ある程度の勉強で偏差値が高くなりますよね。一方、能力が低い人はかなり勉強しないと偏差値が高くならない。

すると、能力分布を上記の2つの図に重ねあわせて偏差値の分布はこんな感じに。偏差値は相対的なものなので、勉強してる人が減るとおのずと勉強してる側に偏差値の高いグループが移っていきます。

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上図から、詰め込み教育のときに比べるとゆとり教育世代の偏差値とそもそもの能力の相関がなくなっていることがわかると思います。

ただ、それでも偏差値が高いグループでは能力の高い人の割合が大きいですね。

なので、母集団から無作為にサンプリングしたときに偏差値を隠して能力が高い人を選んでも、偏差値が高い人が多くなるのは必然です。

まぁでも、相関は弱くなっているので偏差値50くらい(?)でも能力が高い人が結構いる世の中にはなってるわけですね。

 

学歴は必要なのか

じゃあ、学歴は必要なのかと。

会社の採用担当者側からすると、能力の高い人を見抜く定量的で簡単な方法がなかなかないので、能力とある程度相関のある偏差値の高い人を狙っていくことになります。

なので、高学歴の人たちに積極的にアプローチするわけです。

しかも、面接とかしても結局仕事出来そうかどうかはしてみないとわからない部分が大きいので、偏差値を1つの重要な指標にしててもおかしくないわけです。

例えば、東大生が受けてきたら能力が高い人である確率が高いので、他の指標でそこまで悪くなければ採用ってこともあると思いますし。

次に、学生側からすると、偏差値の高い大学に入ると周りの人は確率的にいって能力が高い人が多いわけです。なので、優秀な人材の人脈を作りやすい環境ではあります。

って言うのはマクロ的な話です。

古臭い企業は別として、あからさまな学歴フィルターはかけてこないし、優秀な人を集めると平均的に偏差値が高いだけで、低い人も全然います。その1人になればいいだけです。

人脈の話も、今どき大学生だろうと学校だけで人脈を完結してるやつがそもそもオワコンなんですよね。これだけ(いい意味での)意識の高い人達のための交流の場があるのに行かない時点でイケてないですよね。

エンジニア系の学生だと引き篭もったりしますけど、それでもエンジニアだけの勉強会とかは行くのでそこでつながり出来てますし。

上の偏差値分布の図からいって、能力が高い人の1/3くらいは偏差値が高くないんですよ。

しかも、自分で書いておいて言うのもなんですがこの分析でしきりに使う、「能力が高い人」というレトリックには隠れた前提があります。

それは、能力が高い人は生まれつき(または幼児期で)決まるものとしている前提です。しかし、仕事の能力なんてかなり20代の過ごし方でめちゃくちゃ変わりますよね。

スタートアップ界隈にいると、パッとしてなかった半年前に会った人がめちゃくちゃ成長してたりします。

結局は、自分が成長できるマインドを持っているかと、それが出来る環境に自分をおけるかです。その環境は、もう大学じゃないってことです。

大学の学部生活なんてクッッソ暇なので、そこで受動的に与えられたハードル(卒業単位とか)だけを越えていくのか、能動的に成長できる環境を見つけるかは偏差値なんて関係ないです。

三流大学をでてしまうと、こういう会社にはなかなか入れません。だから期せずして難を逃れることができる。
ところが一流大生の多くは、こういう一見“いい会社”を最初の職場として選ぶことができてしまう。
しかも時代の変化が見えてない親や先生が、熱心にそういう会社を勧めるため、素直な良い子はそれに従ってしまう可能性も高い。
このため、いわゆる一流大学を出ても 35才の時に“イケてるグループ”に入れる人の割合が、たいして高くはならないというわけ。

 

d.hatena.ne.jp

 

こういうこと考えて、死ぬほど勉強してまで入学する価値があるかどうかを考えたほうがいいですよね。もちろん、入れるのに拒否する必要はそんなにないと思いますし、研究したい場合はその道の1流がいるところで研究するのがいいと思います。

 

学歴コンプレックスはどこまで行けば解消されるのか

まぁそもそも学歴コンプレックス持ってる人の話をすると、どこの大学にもいるんですよね。東大でもです。慶應生とかでも冗談半分で「Fラン私立大学なので」とか言ったりするわけです。じゃあ俺はなんなんだよ(遠い目

こういう人は、東大に行こうとも東大の中での成績コンプレックスとかに悩むし、主席だったとしても違う世代とか海外大のエリートにコンプレックスを抱きますし。

学歴主義の価値観が内面化されて、そこから抜け出せないんでしょうか。

でも、他人が作ったその人にとって有利な土俵に上げられて必死にもがいているだけです。社会は想像以上に広いのでもっと外を見て、生きましょうよってことです。

偏差値高くない大学はいるメリットとしては、完全に僕の経験談から言うと単位は片手間で取れるので自分のやりたいことに集中できます。大学の授業なんて潜れるので、他大でも良い授業には潜ればいいし。あと、どこの大学でも専門性高い先生方はいるので自分が前のめりで行くと授業じゃ手に入らない学びがめちゃくちゃあります。(僕は自分の所属してる研究室とは別の研究室の先生にゼミしてもらったりして勉強になりました)

 

疲れたので終わり。

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