炎上高専生がLiaroに来た話
僕、2年前まで北の辺境の地の高専生だったんです。
まぁ炎上高専生について書く前に自分のことを。
どうでもいいかもしれないけど僕の高専時代
クソ田舎で色々と悶々とするものがありつつ、やることがないのでインターネットと本を読んでひたすら情報オタクになってました。
なんといっても高専1年生のときに図書館にあったNewtonって雑誌の過去10年分を3ヶ月くらいで読んでましたからね。
そして2年生の終わりには、不完全性定理の本を読んで「神は死んだ!」って寮の部屋で叫んでましたしね。
マジキチですよ。しかも童貞ですよ?
童貞のマジキチとかゼッタイ友達になりたくないわ。
まぁそんなこんなで、いち早く北海道から脱出したかった。
そう、早く脱北したかった。
3年の終わり頃には、4年の専門性の高い授業に期待し、
4年ではその期待に裏切られ(←自分が悪い)
5年ではひたすら卒研。
それでクラスの半分が留年する中、超低空飛行で卒業し見事に脱北。
その間もスタートアップのこととか東京のエンジニア勉強会をネットから覗いたりとかしてたけど、全然リアルじゃなかった。
その後、横浜に引っ越してきてからは異常なフットワークの軽さで無計画にいろんなところ行って、
それが何よりいい経験だった。
なんというか、
109が本当にあるし。
六本木ヒルズちょーでかいし。
そこら辺にスタートアップやってる人が沢山いるし。
リアルじゃなかったものがリアルになって、
そこで色々吸収できたなと。
炎上高専生が炎上した。
1月末、母校の高専の後輩がなんか病んでインターネットに火を放ったらよく燃えてしまってたんですよね。
まぁなかなか思い悩んでいたわけですけども、僕は
「おー、あいつのブログもグノシー砲を喰らったか。いやー愉快、愉快。」
って思ってました、すみません。
まぁでもちょっと心配だったので連絡してしょーもないやりとりして
んで、春休み東京くるみたいな感じになってたんですけど、
僕としては、彼エンジニアとして結構スゴイし、休学スタートアップ野郎にしてやろうかと思ってたんです。
だけども、偉い大人たち()に説得させられ頑張って卒業するみたいでw
まぁそれはよかったけども、インターン先の仕事に対するモチベーションが若干下がりつつ、しかも春休みを利用して東京来る予定もやめると言い出し。
なんかもったいなーと。
なぜなら高専時代自分自身の経験があったので。
ノリで後輩を呼んでみた。
ノリに乗っかるかどうか。
どれだけフットワーク軽く出来るか。
これってスーパー大事だと思ってて、最近お世話になっている某VCのかたもノリが大事だと仰っていて(たしか)、僕としてはそれにすごい共感していて。
春休み遊びおいでと言っても色々抵抗するので、
「ノリで来いよ!ノリ〜ノリ〜!!」
と誘ってみたらなんと、
「そうですね、海苔、海苔〜!」
って感じでノッてきました(誤字じゃないです)。
ホントはLiaroの仕事してもらいたかったけど
「こいつイケてるな!」と思い色々連れ回したり自由に行動させたりしてみたら、
最終的には休学(退学)して起業してる人たちを目の前にしたmeetupで
「僕はリモート通学スタートアップ野郎です!」
「休学スタートアップ野郎だけが正義じゃねーぞ!クソが!」
みたいな感じでまたインターネットに火を放つほど躍動してくれて。
そしてなんだかんだ今のインターン先への愛も戻ったみたいだし
なにより帰るときには
「本当にノリできてよかったです!」
って言って帰っていったのがめっちゃ良かったなぁと。
メンヘラ気味だった2ヶ月前の彼も今では元気そうで。
男のメンヘラほど気持ち悪いものは無いと思います
— mktakuya (@mktakuya) 2015, 3月 29